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2025.08.20
お知らせ
「無印良品 つながる市・ゆかたで銀ぶら2025編」を開催しました!

2025年8月2日(土)、「無印良品 銀座」にて「つながる市・えどコレ!編」が開催されました。今回も銀座の夏の風物詩であるイベント「ゆかたで銀ぶら 2025」と同時開催。たくさんの人々が浴衣姿で夏の街歩きを楽しんだ本イベントの様子をレポートします。
エントランスに12事業者の商品が集結!
当日は最高気温35℃という炎天下。「ゆかたで銀ぶら2025」との同時開催ということもあり、店頭に立つスタッフも浴衣姿で臨みました。今回は江戸川区にある12の事業者から、魅力的なアイテムが集結。夏本番ということで、風鈴や江戸扇子をはじめとした涼を感じる品々が並びます。

にぎわうエントランスの様子。

ブースに並ぶ、江戸川区の逸品の数々。
その場で使える手ぬぐいや、伝統技術の光るブックカバーが大人気
暑い中、特に視線を集めた商品は、室町鋏(はさみ)の模様がユニークな三橋工房の手ぬぐいです。お会計後すぐに汗を拭う方々も。実用性と可愛らしさを兼ね備えた一品です。

紺色、水色、小豆色の3色から選べる鋏柄の手ぬぐい。「すぐに使える手ぬぐいを探している」と立ち寄った若い女性のお客様は、紺色をお買い上げに。
お客様の心を惹きつけた商品はほかにも。風が吹くたびにチリンチリンと涼しげな音を立てる篠原風鈴本舗の風鈴は、「アップサイクル」をテーマにした品です。製作の工程で気泡や筋などが入り、本来は規格外となる風鈴を、形や音色はそのままに再利用。沖縄県の沖永良部島でつくられている「芭蕉布」のハギレを短冊にあしらい、目にも耳にも涼やかさを届けていました。

篠原風鈴本舗の江戸風鈴。店頭には通常の商品とともに「アップサイクル」をテーマにした商品も並んだ。
そんな風鈴の音に誘われて、思わず立ち止まる人が続出。青色の風鈴を購入されたご夫婦は「涼しげなので、一つ欲しいと思いました」と、満足そうに話してくださいました。
また、江戸表具工房 笹谷のブックカバーも注目を集めました。

可愛らしい犬のブックカバー。多くのお客様から「可愛い!」の声が上がりました。
このブックカバーはデザインが魅力的であるだけでなく、「表具」の伝統技術を使って作られた工芸品です。若いカップルや外国のお客様をはじめ、老若男女が手に取っていました。
海外からの観光客らしき方は、手持ちの洋書がぴったり収まるサイズかを確認した後、紺色のブックカバーをお買い上げ。えどコレ!の逸品は江戸川区から世界へと羽ばたいていきました。

ブックカバーをお買い上げのお客様。手のひらサイズの洋書がぴったり収まり、うれしそうでした。
江戸川区のおいしい名品も、試食で提供
今回初出店となる、江戸川区産はちみつの「y&y honey」も大人気。採取された季節によって違う風味を楽しめる「はちみつ3種」を試食した親子連れは、味の違いに驚いた様子でした。

5月・6月・7月に採れた3種のはちみつの小瓶を、テイスティングスプーンで味比べ。試食した子供は「6月と7月の味が好き!」と楽しそうな様子。
江戸川区で採れたはちみつを提供するy&y honeyによると、同じ江戸川区内でも咲いている花が時季によって異なるため、採集するタイミング次第で味に個性が生まれるのだそう。
また、小川産業株式会社の麦茶や、きなこのファンという方もご来店。新商品「小川のaminoきなこ」を前に、きなこ愛を語る浴衣姿のお客様は、きなこをヨーグルトにかけて食べるのが好きとのこと。

小川産業の麦茶も人気。暑い夏には、濃く煮出した麦茶を氷で冷やして飲みたくなります。
つりしのぶ 萬園の伝統工芸品「つりしのぶ」を前に、足を止める方々も。つりしのぶは夏の日常に寄り添う、江戸時代から続く伝統工芸品。萬園の商品は軒先に吊り下げたり、卓上に置いたりして楽しむことができます。お買い物中というお客様は「とても可愛い。どうやって世話するんだろう?」と、興味津々の様子でした。

見ているだけで涼やかな気持ちになる「つりしのぶ」。シダ植物の一種であるシノブの根茎をヤマゴケに巻き付けた観葉植物です。
厳しい暑さの中、たくさんのお客様が来場された「つながる市・えどコレ!編」。夏はもちろん、季節を問わず愛される名品が目白押しのイベントとなりました。えどコレ!では今後も、江戸川区の事業者や商品の魅力をお伝えしていきます。お楽しみに!
Writing 加藤由梨